お正月や旅先など神社やお寺で買ったお守り、どのように処分していいかわからずたまっていませんか。
実はわたしがそうでした。どうしたらいいのかわからず十数年前のものから最近のものまで何十個もたまってしまっていたんです。
断捨離を始めてからも、お守りって普通に捨てたらよくない気がしてなかなか手がつけらずにいましたがやっと断捨離することができました。
今回はお守りの処分の仕方をいくつかまとめてみました。
お守りを手放すタイミング
・有効期限が過ぎた時
一般的にはお守りを手にした日から、約1年でご利益がなくなるとされています。なので1年がすぎたら処分するのが望ましいです。
効力は1年、その理由は?
元々は鎌倉時代に伊勢神宮の使い人(御師)が、1年をかけて全国に配布した古い神札(神宮大麻)を携行しているお祓い箱に回収し、新しい神札を授けていたことに由来しています。
そこから1年を過ぎると効力が失われるまたは穢れ(ネガティヴな気)が蓄積するとされ、初詣に返納して新しいお守りを授かるという今の流れになったようです。
出典:みんなのお焚き上げ
・願いが叶った時
お守りには安産祈願や合格祈願、恋愛成就などがありますよね。
そうゆうお願い事のお守りの時は、1年が経過しなくても願いが叶ったタイミングでお守りを処分しましょう。
どうしてかというとお願いが1つ叶うと、そのお守りからご利益を受けることができなくなるといわれています。
安産祈願などのお願い事は、1年以内に叶うことが多いですよね。そして願いが叶ったらお守りに感謝の気持ちを伝えてから手放しましょう。
お守りの処分方法
お守りの処分方法は6つあります
- お守りをいただいた神社やお寺に返納する
- 違う神社で処分してもらう
- 郵送で神社やお寺に処分してもらう
- どんど焼でお焚き上げをする
- 燃えるゴミとして自宅で処分する
- 専門の業者にお願いする
お守りをいただいた神社やお寺に返納する
お守りの処分は、原則的としてお守りを頂いた神社やお寺に返納します。
神社やお寺によっては、「古札納所」と記載された箱が設置されている場合がありますので、この箱にお守りを返納します。
ただ、1年中設置されているところもあれば、年末年始のみ設置している所もあります。
また箱がないところもありますので返納の仕方は各お寺や神社に確認してみてください。
お守りを違う神社で処分してもらう
旅先で買ったお守りやいただいたお守りなどは返納するのが難しいこともあります。そんな時には近くのお寺や神社に処分してもらいましょう。
注意:お寺や神社などは宗派があります。宗派の違う神社に持っていくのは違う神様のもとに返すことになり、失礼に当たります。なので同じ宗派のところで処分してもらいましょう
お守りを郵送で神社に処分してもらう
神社やお寺によっては郵送でお守りの返納を受け付けている所もあります。
ですが郵送を受け付けていない所もありますので必ず事前に確認しましょう
どんど焼きでお焚き上げする
小正月の1月15日には各地域て「どんど焼き」が行われます。どんど焼きは正月飾りなどを燃やすことで、歳神様を天にお送りする行事です。その際に、お守りも一緒にお焚き上げすることができます。
*お守りにビニールやプラスチックなどの飾りやカバーがついている時は、必ず外してくださいね。
お守りを燃えるゴミとして自宅で処分する
お守りは正しい方法で清めることで、自治体の可燃ごみとして出せます。
用意するものは
・和紙や白い半紙
・塩
清め方
- 和紙や白い半紙を広げてお守りを上に置きましょう
- 塩を一つかみ程度持ち、左に1回・右に1回・そしてもう1度左に1回まわしかけます
- 下に敷いた紙でお守りを包んで、可燃ごみとして処分します
この方法なら、お守りが清められ、燃えるゴミとして処分することができますよ。そして最後は、お守りへ感謝の気持ちをもって手放しましょう。
処分を専門の業者にお願いする
専門でお焚き上げをしてくれる業者もあります。なかなか処分できないという方は専門の業者にお願いしてみるのもいいと思います
Amazonでレターパックで頼めるものもありますよ
Amazon:みんなのお焚き上げ
金属やプラスチックなどの燃えないものでも対応してくれます
最後に
お守りの処分の仕方いかがでしたか。
お守りの有効期限は1年ですが、なかなか機会がないと処分しにくいものなのでこれを参考にして手放してみてくださいね。