先日、父が亡くなりさがみ典礼さんでお葬式をしました。
その後、夫の家族が亡くなり地元の葬儀やさんで葬儀をしました。
さがみ典礼は高いとよく聞きますが実際はどうなのか?
そこで今回はそんなさがみ典礼と地元の葬儀屋さんを比較してみたいと思います。
注意ポイント
さがみ典礼では家族葬でしたが、地元と葬儀屋さんでは一般的なお葬式を行いました。
さがみ典礼の金額と地元の葬儀屋さんの金額
まず、さがみ典礼で行った家族葬の費用です。(ちなみに我が家は互助会には入っていません)
我が家はお金もなかったのと、父からなるべく質素にと言われていたので、あまりお金がかからないようにしました。
葬儀も小さく家族葬で行いました。
さがみ典礼の家族葬で行った葬儀の料金は約150万円でした。
次に地元の葬儀屋さんです。
こちらは家族葬ではなく一般的なお葬式でお通夜から告別式を行いました。
地元の葬儀屋さんの葬儀の料金は約160万円でした。
家族葬と一般葬で10万円しか違わないのにびっくりです。
おそらく、さがみ典礼の一般葬ならもっと高い金額になったと思います。
葬儀の比較表
さがみ典礼 |
地元の葬儀屋さん |
|
葬儀の形式 | お通夜・家族葬 | お通夜・告別式 |
祭壇 |
家族葬の一番安い40万円プランの祭壇です ※お花は別途料金がかかっています |
写真は例です。大きさなどがこれくらいの祭壇でした ※お花は別途料金がかかっています |
遺体の安置場所 | 安置所(1日2万円)日数4日 | 自宅(ドライアイス代1日1万円)日数5日 |
香典返しプラン | 3,456円 | 約3,000円 |
写真 | 遺影、他数枚 |
遺影・祭壇・入り口用・普通の写真のサイズ |
お弁当プラン | お通夜・家族葬5,000円 | お通夜:2,000円、告別式:3,000円 |
総額 |
約150万円 |
約160万円 |
祭壇の違い
祭壇ですが、両方とも生花は別途料金がかかってるとして、さがみの40万円プランの祭壇はプラン内で12万円。
地元の葬儀屋さんは12万円に5-6万円程プラスしたくらいの金額だったと思います。大きさは何倍も大きいけれどお値段はそこまで高くないですよね。
ただし、お花がたくさん必要になるので大きい祭壇だと花代が高くなります。
香典返しの違い
さがみ典礼で紹介された香典返しのパンフレットは一番安いものが3,456円でした。(高いですよね)
実際に頼んだのか下の画像です。
地元の葬儀屋さんはというリーズナブルなお値段からあり、確か1,000円くらいからだったと思います。
今回は3,000円ほどの香典返しにしたようです。
さがみ典礼は高いだけあって一つの箱にセットになって入っているような形になっていて、地元の葬儀屋さんは紙袋にいろいろ小さな箱が詰めてあるような形でした。
頼んだ個数などは家族葬と一般葬なのではっきりはわかりませんが倍以上違うと思います。
写真の違い
写真はさがみ典礼は家族葬なのもあってか遺影と遺影と同じ写真をサイズ違いで数枚でした。(加工あり)
地元の葬儀屋さんは遺影(着物を着たものに加工)のほかに、祭壇用(背景を花に加工)、入口用(ウェルカムボードのようなもの)、加工した普通の大きさの写真とたくさんの写真を作ってくれました。
そして、大手のさがみ典礼よりも写真のクォリティが高かったです。
お弁当の違い
今回はコロナ禍ということで、さがみ典礼、地元の葬儀屋さんともお弁当をお願いしました。
さがみでは安くても4000円台からでしたが、地元の葬儀屋さんは2000円からと半分の値段でした!
さがみ典礼ではお通夜・家族葬共に5,000円プラン(個数は11個にお子様用が2個)
※家族葬前の火葬だったため、他に火葬場用に900円のおにぎりセット8個分も合わせてかかっています
地元の葬儀屋さんではお通夜が2,000円のお弁当(個数は40ちょっと)、告別式は3,000円のお弁当(個数は50くらい)
さがみ典礼は弁当の値段が高いですね。その分豪華でした。
地元の葬儀屋さんは2000円からと良心的なお値段でした。
2000円のお弁当は少しもの足りなく感じましたが、3000円のお弁当はお値段のわりにボリュームもあってよかったと思います。
お弁当の個数は家族葬と一般葬でかなり違います。
ですが、さがみでは会場でお弁当を食べたので、配膳料や飲み物代がかかりお料理のみで162,800円かかりました。
地元の葬儀屋さんはお値段が安い分こんなにお弁当の個数が多くても、さがみ典礼と10万円ほどしか変わらないと思います。
さがみ典礼の家族葬
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地元の葬儀屋さん
今回あげた地元の葬儀屋さんは少し田舎にある葬儀屋さんで、地域に密着した葬儀屋さんです。
地元の葬儀屋さんのお葬式は本当にスムーズなお葬式だったと思います。
親戚の方もこんなにスムーズなお葬式は初めてだったと話していました。
亡くなってから葬儀まで5日後ほど空いてしまい、毎日ドライアイスの交換に来るたびに、葬儀のことなど毎回丁寧に説明してくれてとてもいい葬儀屋さんだなと思いました。
価格の違いは?
さがみ典礼と地元の葬儀屋さんで価格の違いがあったのは、先ほど書いたように香典返しのプランと料理のプランかなと思います。やはり地元の葬儀屋さんが断然安かったですね。
逆に大体同じくらいだったのはお花などの供物のお値段やドライアイスの値段です。
結果的にはどちらが安い?
さがみ典礼では家族葬、地元の葬儀屋さんでは一般葬なので一概には言えませんが、やはり地元の葬儀屋さんの方が安いと思います。
おそらくさがみ典礼で地元の葬儀屋さんと同じような一般葬をあげたら160万円では収まらないでしょう。
逆に地元の葬儀屋さんで家族葬をしたらどれくらい安くなるのかは分かりませんが150万円よりは安く済むでしょう。
まとめ
さがみ典礼と地元の葬儀屋さんの違い、いかがでしたか。
お値段的には大手のさがみ典礼より地元の葬儀屋さんがやはり安いです。
ただ、お葬式って急なことなのでその時になると焦ってちゃんと決められないかもしれません。
そういう時のためにも終活って大事なのかなと感じました。
この記事が少しでも参考になればと思います。
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