我が家は9年前に玄関のみが一緒の2世帯住宅をハウスメーカーで建てました。
あっという間の9年。
今回は、お家に住んでみてここは失敗したな、もっとこうすれば良かったと思ったことをまとめてみました。
コンセント
まずはじめはコンセントです。
家を建てた時にコンセントは各部屋に多めに作ってもらっていました。
特に部屋の中で足りないと感じたことはなかったのですが、収納の中にも作っていてもらえば良かったなと思いました。
我が家では充電式の掃除機があるのですが、掃除機を充電するためにはコンセントがあるところへ持っていって充電しなくてはなりません。
充電のたびにコンセントがあるところへ掃除機を持っていくのが手間で結局、そのままスタンドを買って掃除機を置いておくことにしました。でも収納の中にコンセントがあればそのまましまっておけたのになといつも思ってしまいます。
もうひとつはキッチンのコンセントです。
キッチンのコンセントは他のコンセントと同様に足元にありますが、腰の高さの位置につけてもらえば良かったです。
我が家がキッチンでコンセントを使うときはブレンダーやホイッパーを使う時です。足元のコンセントだと上の方で使いたくてもコードが短く使いたい場所まで届かないのです。そして足にコードが引っかかりやすいんです。なので腰のあたりの位置にあったら便利だったろうなと思っています。
電気スイッチ
我が家の居住部分は2階になります。
階段を上った先にリビング。ダイニングキッチンの奥に寝室があります。
このリビングダイニングのスイッチが問題でした。たいして考えもなくハウスメーカーの人に任せてしまったのですが、住んでみたらスイッチがとにかく面倒なんです。
出かける時に入り口の電気のスイッチでリビングダイニングの電気をまとめて消したいんですが、ダイニングのスイッチがないんです。なのでダイニングの電気を消すには部屋の反対側の壁に行くかキッチンまで行って消さなきゃ行けないんです。
他にも寝ようと寝室の方へ行き、リビングダイニングの電気をキッチンのところで消したくても、リビングのスイッチがないのでリビングまで戻って消すしかないんです。
広い家ではないので戻れば済む話なのですが本当にめんどくさい。これは住んでから9年経ってもなれず、もう数え切れないくらい戻って電気を消しに行っています。
なので電気のスイッチの位置は実際に生活してみたところを想像して決めた方がいいです。
ベランダ
我が家には1畳ほどの小さめのベランダと3畳くらいある広めのベランダの2つがあります。
1畳のベランダは物干し用、3畳のベランダには植物を置いたりしています。ですがその植物への水やりがキッチンの水道からジョウロを持って何度も行ったり来たりしなくてはなりません。夏場は特に大変です。そしてベランダを掃除するのも何度も水を運ばなきゃ行けなくて大変です。その度にベランダにも水道をつければ良かったと後悔しています。
掃除をしたくないという方はベランダを付けないことをオススメします
ベランダの排水部分は定期的に掃除しないと詰まってしまい、詰まると下の階に水漏れを起こす場合があります。我が家はベランダではないのですが玄関の屋根の部分がベランダのようにせりだしていて、そこに枯れ葉などが詰まり、1度玄関の室内部分に水漏れがおきてしまいました。ベランダの掃除は気にしていましたが、玄関の屋根は盲点でした。みなさんも気をつけてくださいね。
照明の配置
照明は住んでみてわかったのですが、キッチンとクローゼットが暗く感じました。
キッチンのIHの方で料理をしていると手元が少し暗く感じるんです。
換気扇のところにも照明が付いているんですが、なぜだか手前ではなく奥についていてあまり役にたっていません。
キッチンダイニングには埋め込み式の照明が8個ありますが、位置をもっとよく考えればよかったな後悔しました。
クローゼットはウォークインクローゼットです。
布団も収納できるように広めに作ったので3畳ほどあると思います。
そこに照明は蛍光灯1本です。洋服などがかかっていると照明の光が届きにくくクローゼットの奥が暗く感じてしまうんです。
なので照明の数や位置などもっとよく考えておけばよかったと後悔しています。
キッチンの幅
我が家のキッチンはオープンキッチンです。
シンクがあって、後ろに棚があります。そのシンクと棚の間がやけに広いんです。
ハウスメーカーの標準でまかせていたら、幅が120センチになりました。正直、そんなに広くなくてよかった。
キッチンの幅がもっと狭かったら、その分リビングダイニングが広く出来たのにと後悔しています。
後悔しないためのポイント
まずは自分たちが住んでみた時のことを想像してみながら、間取り図などと照らし合わせて確認していくことが大事だと思います。
平日の日のお家での過ごし方、休みの日のお家での過ごし方、お客さんがきた時などのその時々で自分たちがどう動くか、どうしたら過ごしやすいか(朝起きてから夜寝るまで)を想像しながらチェックしてみましょう。
あとはハウスメーカーの標準が自分たちには合っていない場合もあると思うので、その辺も標準だから大丈夫ではなく、細かく確認してみることが必要だと思います。
そして面倒かもしれませんか、お家を建てるのは高額なお金がかかるのであとあと後悔しないためにも、すべての箇所をメジャーなどで測りながら想定してみるのがいいと思います。
最後に
我が家の後悔ポイントはいかがでしたか。これを読んでこれからお家を建てる方の少しでも参考になればいいなと思います。
素敵なお家を建ててくださいね。